空音遊(くうねるあそぶ)のブログ

古民家宿・空音遊(くうねるあそぶ)主人の日記です。
自然や人とのふれあいから、日々感じる事をお伝えします。

百々手祭り 2007年04月03日

今日は地域の春祭り。
小さい集落ながらも、
“百々手祭り”
の伝統が今でも残っています。
毎年打ち手が少なくなっていて、今年は8人。
この8人で合計1008本の矢を射ます。
打ち手は袴を着て、祭りの前には太夫さんに拝んでもらいます。

的は地域のみんなで準備し、大きい的や小さい的様々です。
しかしほとんどは直径5センチに満たない極小の的を10メートル位離れた所から打つので、いつも当たる訳ではない。
東・西に別れてそれぞれ打っていくのですが、大将はバシバシと的を得ていく。
的を射るとその的をもらう事ができ、同じ的に2本以上当たった場合は中心に近い人が得る事ができます。

僕もだんだんと的の近くに矢が集まりだしたのですが、今年2年目の僕がそんなにうまく当たる筈がありません。
そして今年も収穫ゼロのまま、最後の儀式へ。
最後は祭ってある神様の名前を呼びながら打っていきます。
そして本当に最後の最後で、な、なんと、僕の矢が極小の的に
“ズバッ”と突き刺さったのです。
正直な所、神様の名前を言いながら打つという事に精一杯で、狙って打ったわけではないのですが、不思議な事に矢が的に吸い込まれるように飛んでいきました。
この一大事に地域の方々はもちろんビックリ。
そしてじいちゃんの一人が
“神様に氏子として認められたのじゃなぁ〜”
と言ってくれました。
これ程嬉しい事は無く、手にした一つの小さな的をきちんと家に祭りました。

地域ではどんどんと伝統文化が失われていく中、こうして少人数ながらも地域の文化を守り続けていく事が大切なのではないでしょうか?
それが
“地域の神様に認められた!?”
僕の一つの使命であるのかもしれません。
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